寒茶とおばあちゃんの話

寒茶は冬の一番寒い時期に摘み取り、仕上げられるお茶で、番茶の一つです。見た目も冬の落ち葉みたい🍂さっぱりとした味わいで、体にスッと入るような気がします。なんだかほっとする味🍵

先日、祖母とこの寒茶を飲んでいた時聞いたのですが、祖母の実家は農家をしていて、子供の頃は自分達が飲むお茶は家庭で作っていたそうです(たぶん番茶)。祖母の実家付近は全くもってお茶の産地ではなく、茶畑はなんて見たことがなかったのでびっくりしました。

戦時中には、お茶のよりも芋などの食料を中心に育てるようになったそうです。戦後は、畑を続ける者がいなくなったので、今では畑は荒れて山の一部になってしまったそう。また、戦後は煎茶をお店で買うのが一般的なったので、家庭でお茶を作って飲むことは少なくなったようです。

祖母の実家だけでなく、日本全国で同じようなことが起こったのかもしれませんね。貴重な話が聞けて、とても良かったです。今後も昔のこと、時々教えてもらおうと思っています😌

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