碾茶を低温でじっくり淹れて、お出汁のような旨味を楽しみました😌🍵:: レシピ ::
お茶の量 6g
お湯の量 100ml
お湯の温度 60℃
侵出時間 3分
碾茶とは、抹茶を石臼で粉砕する前の原料となるお茶のこと。お茶の葉を摘む前に一定期間被覆して育てることにより、葉は美しい緑色になり、旨み成分をより多く含みます。
被覆して育てられたお茶は、青海苔が持つ香りの成分を有します。碾茶は煎茶や玉露とは違い製造工程でお茶の葉を揉まないためお茶の葉は縒れておらず、見た目も青海苔そっくり…!(下の写真で実際に比べてみました笑)揉まれていないのでお湯に成分が出にくく、抽出には少し時間がかかります。
ちなみに、青海苔のような香りはジメチルスルフィドという香気成分によるものです。ウィキペディアで調べてみると、「キャベツの腐った臭いとも表現される悪臭成分」とあります…!私達日本人にとっては美味しそうな匂いですが…。香気成分の性質は複雑で、個々に嗅いだ時と混合した時で違ったり、濃度によって不快にも芳香にも感じたりするようです。その特性については解明されていないことも多いとか。面白いですね!😆