天空ノ山茶

まだまだ残暑が厳しいですね💦天空ノ山茶を使って、急冷式の冷茶を淹れました。
:: 今回のレシピ ::
お茶の量(煎茶)5g
お湯の量 100cc
お湯の温度 85℃
侵出時間 60秒
氷 グラスいっぱい

急冷式は、濃い目に淹れたお茶をグラスの氷の上から注ぎます。今回はキリッとした苦渋みを楽しむために高めの温度で淹れました。
この天空ノ山茶は、徳島県三好市のブランドとして数件の茶農家さんが作っておられ、私が購入したのは中山園さんのものです。三好市の山間部の急斜面で自生している貴重なお茶の葉が使用されています。

山茶とは、山中に自生する茶樹のことで、九州や四国等に見られます。自生と言っても、日本のお茶の木は自生説と伝来説があり、現在は外来の植物であることがほぼ間違いないとされています。ただ、いつの時代に持ち込まれたかは定かではなく、歴史上の人物が持ち込むよりもはるか昔かもしれません。

香りがとても印象的!うまく表現出来ませんが、力強い青々しさというか。とっても清々しい気分になります✨自生の茶樹は1株1株が個性を持っており、茶樹同士の交配により自然にブレンドされています。それが一般的な品種茶とは違う、独特の味わいを生むようです。また、自生の茶樹は実生で地中深くに根を張り栄養分を多く吸い上げるため、味や香りが濃くなるようです。確かに、3煎目までしっかりと味わいが続きました。

今のように品種茶が一般的になる前は、この様な味わいのお茶が飲まれていたのだろうか、と思いを馳せながら貴重なお茶を頂きました🍵今度、祖母とこのお茶を一緒に飲んで昔のお茶に似ているか感想を聞いてみたいと思います😌

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