文旦の緑茶

趣味で育てていると言う文旦を頂いたので、お茶に入れたらどうなるかな?と思い水出しとお湯しの両方を試してみました。文旦は私にとっては馴染みのある果物なのですが、もしかして全国的にはあまり馴染みがないのでしょうか?とっても爽やかでいい香りです。香りや味わいはグレープフルーツに少し似ていますが、もう少し優しい感じがします。

文旦の原生地は東南アジア・中国・台湾と言われており、日本には江戸時代に渡来したそうです。文旦は交雑種ではなく真正の種ですが、色々な品種を生み出しており、グレープフルーツ、夏みかん、はっさくなどが挙げられます。また、国内の文旦の生産は約90%が高知県となっています。

白い部分は苦渋みが強いので、皮の表面だけを薄く削いだものと、果肉の部分をカットして使用しました。

【水出しレシピ】
お茶の葉(浅蒸し煎茶などの緑茶)8g
文旦の皮(表面を薄く削いだもの)2かけ
分担の果肉           20g
水の量             500ml
水の温度            室温
浸出時間        冷蔵庫で約8時間

全ての材料を容器に入れ、冷蔵庫で8時間程水出しする。(浸出時間が長すぎるとかなり苦くなってしまいます。)
【お湯出しレシピ】
お茶の葉(浅蒸し煎茶などの緑茶)5g
文旦の皮(表面を薄く削いだもの)2かけ
文旦の果肉           10g
お湯の量            150ml
お湯の温度 → 1煎目80℃、2煎目90℃
浸出時間  → 1煎目1分、2煎目10秒

1煎目:お茶の葉と文旦の皮をティーポットに入れ、お湯を加える。
2煎目:湯飲みに文旦の果肉を加え、その上から2煎目のお茶を注ぐ。
文旦の爽やかな香りとほろ苦さで気分をリフレッシュできます。香りが結構強いので、ほんのりした香りがお好きな方は、ほんの少量加えるだけで十分です。気分転換したい時や、甘いお菓子をスッキリ切り替えたい時におすすめです。

文旦が手に入らない場合は、同じ系統のグレープフルーツや夏みかん、八朔などもいいかもしれません。でも皮を使うなら無農薬やノーワックスが良いかと思います。香りの強さが種類によって違うと思うので、分量はお好みに合わせて調節してみてくださいね😄

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